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書籍紹介3


空港の本屋さんで、搭乗時刻までの待ち時間にサックリ読める本がないかと手に取った本を今回は紹介いたします。

 

アーノルド・ベネット氏の「自分の時間」です。

まず、「読みやすい!」

前半は、題名通り「習慣」や「時間」を中心に書かれています。自分に投影し「飲み込みやすく」、ああ、そうだよなぁぁ。。と「腑に落ちまくり」文章のオンパレードです。

後半からは、思考や精神的な内容になり、「原因と結果の法則」などの考え方、効果的な「読書法」や「心構え」など歯ごたえのある章へとつづきます。

 

全体的に堅苦しくなく、親しみやすい(そこは、翻訳者の渡部氏のおかげと思われる。)書かれ方で、サクッと読めた本でした。

それでいて、これから何度も読み返し、メモ書きだらけの汚れた本にしたい一冊です。

1931年に亡くなられた英国人が著した本であるというのも驚きです。

まるで、令和に書かれた本のではないか?と思うほどです。

(人間の悩みは変わらないのか??)

 

以下は、訳者の渡部氏が解説で書いている部分を抜粋しました。

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 本書の「自分の時間」は彼の本の中でも一番よく売れた本であるが、コーヒーを飲みながら、気安くそのやり方を語っているといった感じがある。本書を読む人は、そこにすぐにでも自分の生活の生き方の一部を変えるヒント、あるいは勇気、あるいは刺激を受けるのではないだろうかと思われる。

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「自分の生活の生き方の一部」を変えるというのもポイントではないでしょうか?

わたくしも「一部」を変えるヒントをこの本で得たので、やってみようと思った次第です。