書籍案内第二弾!
「父が子に伝える13歳からの一生困らないたった3つの考え方」石原尚幸氏著です。
お金に関する本ですが、随所にさまざまな角度の“たとえ”を用いて、わかりやすく学べる内容でした。今回は、「お勉強・学び」の仕方でたとえられていた部分をほんの少しご紹介いたします。
※50~55ページ『1章4:「お金を稼ぐ』にはどうする?
常にアンテナを張っておくこと
常にアンテナを張って、「何か変わったことは起きていないかな」と身のまわりをよく見ておくこと。これだけでいい。
最後は、コツコツ稼ぐ人に軍配が上がる
お金を稼ぐコツは、コンスタントに稼げることを見つけ、それをやり続けること。いま自分がやっていることや、いま自分をたよりにしてくれる人たちを大切にしなければいけないよ。
※192~196ページ『3章5:お金を貯めたいなら、「行動を具体化しよう』
気合でテストの点数はよくならない
「頑張る!」っと気合だけ入れてもテストの結果はよくならない。テストの点数を上げたければ、「勉強時間を増やすためにゲームの時間を減らす」「勉強に集中するための環境を整える」「わからないところを先生に訊く」「問題集をかえてみる」などなど、やっぱり“具体的に行動”をしないといけない。
頑張る前にやるべきこと
お金を貯めるのもまったく同じ。気合だけでお金を貯めることはできない。「頑張ります!」と気合だけ入れたところで、君の貯金箱のお金は増えることはない。具体的にどんな準備をし、実行しているかが重要になる。
・おこづかいをもらえる新しいお手伝いを探す
・おこづかいの単価を上げるために、お手伝いのレベルを上げる
・お小遣い帳をつけて、無駄遣いがないか調べる
などなどの具体的な行動をしていく必要がある。
(これって、問題解決力への思考訓練ですね。教科書だけでは学べない能動的な行動です。)
197~200ページ『3章 6:お金を貯めたいなら、「数字』で考え、実行しよう
『数字』で行動を具体化する
・毎日の勉強時間をいまより「1時間」増やす
・問題集を毎日「3ページ」解く
・ゲームする時間を「1時間」から「30分」に減らす
行動に「数字」をいれることで、努力はより報われやすくなる
※246~249ページ『終章2:目の前のことで「一喜一憂」するのをやめよう
感情に振り回されるとバカになる
いいことがあったら「ワーっ」と喜び、嫌なことがあったらガクンと凹むよね。当然だ。ところが、こういった感情に振り回されすぎてしまうと、頭が回らなくなるんだ。
いいことも、悪いことも「ひきずらない」
君にも夢があるだろう。その夢を実現したのであれば、感情のスイッチをオンにして、目いっぱい喜んだらいい。その途中には、悔しいことや悲しいことも起こるだろう。そんなときは、怒ったり、泣いたりしてもかまわない。
でも、いつまでもそれを引きずってはいけない。
以上
講師のつぶやき
生きるために“お金”って大事ですよね。学ぶことに早すぎることはありません。
子供時代の大半を過ごされている、ご家庭や学校で「失敗し悔しい思い」や「協力しあい勝ち取った喜び」などさまざまな学びがあると思われます。あっという間にやってくる、大人(独立自立)時代にその学びを存分に活かして欲しいなぁと願います。
少しでも興味がわきましたら、サクッと読めるお金の本としてご一読ください。