7月が近づくと、小3学園では「七夕の由来」を題材にした国語の授業を
行います。授業では、七夕の由来をアニメ動画で視聴し、
その内容をワークシートにまとめます。
「国語なのに動画を見るの?」
「七夕について覚える授業なの?」
そんな疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
実は、この授業の目的は「七夕を覚えること」ではありません。
私たちが育てたいのは、
情報を正しく受け取り、自分の言葉で整理し、相手に伝える力です。
■動画を「見る」ことと、「理解する」ことは違います
アニメには、映像や音声、登場人物の会話など、多くの情報が詰まっています。
子どもたちは、その中から
〇どんな出来事だったのか
〇誰が何をしたのか
〇なぜその出来事が起こったのか
といった大切な情報を選び取り、ワークシートにまとめます。
これは単に「見たことを書く」のではなく、
情報を受け取る ⇒ 整理する ⇒ 自分の言葉で表現する
という学習です。
この力は、国語だけでなく、すべての教科の土台となる力でもあります。

■中学受験にもつながる学び
中学受験では、長い文章や資料を読み、
「何が大切なのか」
「どの情報を使えばよいのか」
を判断する問題が多く出題されます。
さらに近年は、「理由を説明しなさい」「あなたの考えを書きなさい」
といった記述問題も増えています。
こうした問題で求められるのは、知識だけではありません。
文章や資料から必要な情報を読み取り、それを整理し、自分の言葉で表現する力
です。七夕の動画をまとめる活動は、一見すると季節の行事を学ぶ授業のよう
ですが、実際には中学受験で必要となる読解力・記述力・思考力の基礎を育てる
学習でもあります。
■「知っている」より、「考えられる」
小3学園では、知識を増やすことだけを目的に授業を行っているわけ
ではありません。
もちろん知識は大切です。
しかし、知識は時間がたてば忘れてしまうこともあります。
一方で、
「情報を正しく受け取る力」
「整理して考える力」
「自分の言葉で伝える力」
は、学年が上がっても、中学受験でも、その先の人生でも生き続ける力
になります。だから私たちは、
「何を覚えたか」だけではなく、「どのように学んだか」
を大切にしています。
■小3学園が大切にしていること
小3学園では、「低学年だからまだ」ではなく、
『低学年だからこそ』育てたい力があります。
それは、目先の点数だけでは測れない、「学ぶ力」です。
今回の授業も、七夕という親しみやすい題材を通して、情報を読み取り、
整理し、自分の言葉で表現する力を育てることを目指しています。
こうした力は、一朝一夕で身につくものではありません。
だからこそ、低学年の今だからこそ、丁寧に積み重ねていくことが
大切だと考えています。
点数だけじゃない、伸び続ける力を育てる。
それが、小3学園の目指す学びです。